「テキーラって腐るの?」「いつまでに飲めばいいの?」——もらったテキーラを棚に置いたまま、ふと気になったことはありませんか?
結論から言うと、テキーラに賞味期限はありません。ただし、開封前と開封後では状況がまったく違います。
未開封のテキーラは半永久的に持つ
テキーラは蒸溜酒で、アルコール度数は38〜55度。この高いアルコール濃度が天然の防腐剤として機能するため、未開封であれば品質はほぼ変わりません。
ワインのように瓶の中で熟成が進むこともなければ、ビールのように時間が経つと味が落ちることもない。正しく保管されていれば、10年前に買ったテキーラでも問題なく飲めます。
ただし保管の条件は大事で、直射日光を避け、温度変化の少ない場所に置くこと。紫外線や極端な温度はテキーラの風味を変質させる原因になります。窓際やキッチンのコンロ周りはNGです。
開封後は「劣化」が始まる
問題は開封後。キャップを開けた瞬間から、テキーラは少しずつ変化していきます。
最大の敵は酸化。ボトル内の空気がテキーラに触れることで、香り成分が徐々に飛び、風味がフラットになっていきます。開けたての華やかな香りが、時間が経つと薄くなっていく。
もうひとつはアルコールの蒸発。キャップの隙間からわずかにアルコールが抜けていき、味のバランスが変わります。
腐敗して飲めなくなるわけではありませんが、「味が変わる」のは確か。テキーラの香りと味を最大限に楽しみたいなら、開封後は早めに飲み切るのがベストです。
開封後、どのくらいで飲み切ればいい?
明確な期限はありませんが、目安はこのくらいです。
半年以内なら開封時とほぼ同じ味わい。半年〜1年で香りが少し落ちるが味は十分。1年以上になると香りがかなり弱くなり、本来の味わいとは別物になっている可能性が高い。
ボトルの中身が減るほど空気の割合が増えて酸化は加速します。残り3分の1になったら早めに飲み切るか、小さい瓶に移し替えて空気の接触面を減らすのも手です。
テキーラの正しい保管方法
開封前でも開封後でも、基本は同じです。
立てて保管する。横に寝かせるとコルクがアルコールで劣化します。直射日光を避ける。紫外線は香り成分を分解するので、暗い場所がベスト。常温でOK。冷凍庫は香りが閉じるのでNG。キャップはしっかり閉める。コルクの場合は特に注意です。
まとめ
テキーラに賞味期限はありません。未開封なら半永久的に保管可能。ただし開封後は酸化とアルコールの蒸発で風味が変わるため、半年〜1年以内に飲み切るのがおすすめです。
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