意外と知らないテキーラの秘密 Part49|テキーラに賞味期限はない。ただし開封後は変わる。

意外と知らないテキーラの秘密 Part49|テキーラに賞味期限はない。ただし開封後は変わる。

「テキーラって腐るの?」「いつまでに飲めばいいの?」——もらったテキーラを棚に置いたまま、ふと気になったことはありませんか?

結論から言うと、テキーラに賞味期限はありません。ただし、開封前と開封後では状況がまったく違います。


未開封のテキーラは半永久的に持つ

テキーラは蒸溜酒で、アルコール度数は38〜55度。この高いアルコール濃度が天然の防腐剤として機能するため、未開封であれば品質はほぼ変わりません

ワインのように瓶の中で熟成が進むこともなければ、ビールのように時間が経つと味が落ちることもない。正しく保管されていれば、10年前に買ったテキーラでも問題なく飲めます。

ただし保管の条件は大事で、直射日光を避け、温度変化の少ない場所に置くこと。紫外線や極端な温度はテキーラの風味を変質させる原因になります。窓際やキッチンのコンロ周りはNGです。


開封後は「劣化」が始まる

問題は開封後。キャップを開けた瞬間から、テキーラは少しずつ変化していきます。

最大の敵は酸化。ボトル内の空気がテキーラに触れることで、香り成分が徐々に飛び、風味がフラットになっていきます。開けたての華やかな香りが、時間が経つと薄くなっていく。

もうひとつはアルコールの蒸発。キャップの隙間からわずかにアルコールが抜けていき、味のバランスが変わります。

腐敗して飲めなくなるわけではありませんが、「味が変わる」のは確か。テキーラの香りと味を最大限に楽しみたいなら、開封後は早めに飲み切るのがベストです。


開封後、どのくらいで飲み切ればいい?

明確な期限はありませんが、目安はこのくらいです。

半年以内なら開封時とほぼ同じ味わい。半年〜1年で香りが少し落ちるが味は十分。1年以上になると香りがかなり弱くなり、本来の味わいとは別物になっている可能性が高い。

ボトルの中身が減るほど空気の割合が増えて酸化は加速します。残り3分の1になったら早めに飲み切るか、小さい瓶に移し替えて空気の接触面を減らすのも手です。


テキーラの正しい保管方法

開封前でも開封後でも、基本は同じです。

立てて保管する。横に寝かせるとコルクがアルコールで劣化します。直射日光を避ける。紫外線は香り成分を分解するので、暗い場所がベスト。常温でOK。冷凍庫は香りが閉じるのでNG。キャップはしっかり閉める。コルクの場合は特に注意です。


まとめ

テキーラに賞味期限はありません。未開封なら半永久的に保管可能。ただし開封後は酸化とアルコールの蒸発で風味が変わるため、半年〜1年以内に飲み切るのがおすすめです。

せっかくのプレミアムテキーラ、棚に飾ったまま忘れていませんか?一番美味しいのは、開けたてです。

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