意外と知らないテキーラの秘密 Part47|最近よく見るあの白いボトルの正体

テキーラ クラセアスール

バーや居酒屋で、こんなボトルを見かけたことはありませんか?

お酒のボトルとは思えない、陶器のような白い素材に手描きの絵付け。棚に並んでいるだけで、周りのボトルと明らかに雰囲気が違う。「あれ、何の陶器だろう」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

実はあれ、テキーラなんです。


一本を仕上げるのに12日間

あのボトルは、一本ずつ職人が手作りで焼いて、手描きでペイントしています。仕上げまでにかかる時間は約12日間。

大量生産のガラスボトルとはまったく違う工芸品としての手仕事。手描きなので一本一本に微妙な違いがあり、同じボトルは存在しません。飲み終わった後もインテリアとして飾る人が多く、お酒を飲む体験だけでなく所有する体験まで含めた一本です。


中身も妥協していない

見た目だけのテキーラではありません。中身もしっかりプレミアムです。

原料は、ハリスコ州ハイランド(高地)で6年以上栽培したブルーアガベを100%使用。ハイランドのアガベは標高が高く寒暖差が大きい環境で育つため、フルーティーで甘みが強い傾向があります。

加熱にはレンガ釜を使い、じっくり72時間かけてアガベを蒸す伝統製法。銅製の単式蒸留器で蒸留し、丁寧に仕上げられています。大量生産のオートクレーブ(圧力釜)で数時間で加熱する方法とは対極にある、時間をかけた製法です。


「これはテキーラじゃない」と思われるほどの味

このテキーラを初めて飲んだ人の多くが、「これ、本当にテキーラ?」と驚きます。

アガベ本来の自然な甘さに、バニラやフルーツのような華やかな香りが広がる味わい。ショットで飲んできた「テキーラ」とはまったく別の飲み物に感じるほどです。

特にレポサドは、樽熟成のまろやかさが加わり、テキーラ初心者でもストレートで飲みやすい仕上がり。テキーラのイメージを一杯で覆す力を持ったボトルです。


その名は「クラセアスール」

このテキーラの名前は「クラセアスール(Clase Azul)」。スペイン語で「青いクラス」という意味です。

2020年から日本でも販売が始まり、SNSやバーでの存在感が急速に広がりました。あの独特のボトルがInstagramで拡散されたことも認知拡大の大きな要因。見た目のインパクトで興味を引き、飲んでみたら味でも驚かせる——ブランド体験の設計が見事です。


まとめ

最近バーでよく見かけるあの白いボトルの正体は、テキーラ「クラセアスール」。職人の手仕事で作られたボトル、72時間かけた伝統製法、テキーラの概念を覆す味わい。

テキーラに苦手意識がある方にこそ、一度試してほしい一本です。きっと「テキーラってこんな味だったんだ」という発見があるはずです。

テキーラで一体感を生み出そう。一体感テキーラ。


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