テキーラって茶色いお酒だと思っていませんか?
日本でよく見るクエルボや1800は茶色いものが多いので、「テキーラ=茶色」と思われがち。でも実はこれ、ちょっと違います。本来のテキーラは無色透明なんです。
テキーラの原点は「透明」
ブルーアガベを蒸溜した直後の液体には、色なんてついていません。この蒸溜したてのテキーラが「ブランコ」と呼ばれるもので、これがテキーラ本来の姿です。
ブランコはアガベのフレッシュな香りとシャープなキレがダイレクトに感じられるスタイル。透明だからこそ、原料の個性がごまかしなく出ます。テキーラの実力を最も素直に味わえるのが、実はこの無色透明なブランコなのです。
では、なぜ茶色いテキーラがあるのか
茶色いテキーラが存在する理由は2つあります。
① 樽熟成——時間がつくる本物の色
レポサドやアネホは、オーク樽で数ヶ月〜数年間熟成されます。この過程で樽の成分がテキーラに溶け出し、自然に琥珀色へと変化。熟成が長いほど色は濃くなり、同時にバニラやキャラメルのような樽由来の香りと深みが加わります。
これは時間と樽がつくる、本物の色。色の濃さと味わいの複雑さが比例する、正当な変化です。
② 添加物——熟成していなくても茶色にできる
一方で、Part8でも紹介したとおり、テキーラには内容量の1%まで添加物の使用が認められています。その中のひとつがカラメル色素。
カラメル色素を加えれば、熟成していなくても茶色に見せることができます。また、ロットごとの熟成による色のばらつきを均一にする目的で使われるケースもあります。
つまり、茶色いからといって長期熟成されているとは限らないのです。
「茶色=高品質」とは限らない
ここが一番大事なポイントです。
消費者は「茶色い=熟成=高品質」と直感的に判断しがちですが、カラメル色素で色をつけたテキーラと3年間樽で寝かせたアネホが見た目では区別できないこともあります。ラベルへの添加物表示義務もないため、ボトルだけでは判断が難しい。
色ではなく、「100% de Agave」の表記やNOM番号、ブランドの製法情報で選ぶほうが確実です。
まとめ:テキーラの色には意味がある
テキーラの色は飾りではなく、それぞれに理由があります。
- 透明(ブランコ):蒸溜したてのテキーラ本来の姿
- 琥珀〜茶色(レポサド/アネホ):樽熟成による自然な変化
- 茶色でも要注意:カラメル色素による着色の可能性
茶色=良いテキーラ、ではない。色の意味を知ったうえで選ぶと、テキーラの見え方が変わります。
テキーラで一体感を生み出そう。一体感テキーラ。
👉 テキーラ本来の透明な味わいを体験してみませんか? DOS LOCOS ブランコのご購入はこちら