テキーラの飲み方|本場メキシコではショットで飲まない|意外と知らないテキーラの秘密 Part12

メキシコ ショット テキーラ ヒマドール

「テキーラってショットで一気に飲むお酒でしょ?」——実はこれ、本場メキシコの飲み方ではありません。

ショットスタイルはアメリカのクラブ文化から広まった飲み方で、メキシコではショットグラスで一気飲みはほぼしません。この記事では、メキシコで実際に使われている2つのグラスと本場の飲み方を紹介します。


コパグラス——香りを楽しむテイスティングスタイル

コパグラスは、ワイングラスを小さくしたような形のテイスティンググラス。下がすぼまり上が少し開いた形状が、香りをグラスの中に集めてくれます

少量を注いで鼻を近づけ、アガベの甘さ、柑橘、バニラ、スパイスを感じてからゆっくりひと口。口の中で転がすように味わうのがメキシコ流です。

国際的なテキーラの品評会でもコパグラスが標準。プレミアムテキーラを手に入れたら、まずコパで試してみてください。ショットとは次元の違う体験ができます。


カバジート——メキシコの伝統グラス

カバジートは細長い筒型のグラス。見た目はショットグラスに似ていますが、一気飲みではなく少しずつ味わうための器です。

メキシコのバルや食事の場で、料理と一緒にテキーラを気軽に楽しむときに使われます。食前にちょっと一杯、食事中にもう一杯——会話を楽しみながらゆっくり口に運ぶのがカバジートの飲み方です。


ショット文化はアメリカ生まれ

「テキーラ=ショット」のイメージは、1980年代のアメリカのクラブ・パーティー文化から広まったもの。ライムを噛んで塩を舐めて一気に流し込む「ショットリチュアル」は、テキーラの味を楽しむためではなく、安いミクストテキーラの刺激をごまかすパフォーマンスとして定着しました。

メキシコ人にとって、テキーラは雑に飲む酒ではなく時間を選んで嗜む酒です。


自宅でも実践できる本場の飲み方

コパグラスやカバジートが手元になくても、本場の飲み方は実践できます。

ワイングラスで代用。コパグラスがなければ小さめのワイングラスでOK。香りが集まりやすい形状なら効果は同じです。

量を減らす。ショットグラス(30ml)が多いなら、10ml程度に。味を確認する量にすれば、度数を気にせずテキーラ本来の風味を楽しめます。

ソーダ割りにするテキーラのソーダ割りなら度数が約10度まで下がり、食中酒としても楽しめます。


DOS LOCOS|本場の飲み方で味わってほしいテキーラ

DOS LOCOSは100%ブルーアガベ・無添加。コパグラスでストレートを楽しめば、アガベの自然な甘みと爽やかな香りがダイレクトに感じられます。ショットで流し込むのはもったいない、ゆっくり味わってほしい一本です。

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