2026年ワールドカップの共同開催国のひとつ、メキシコ。テキーラの母国で開かれるワールドカップ、試合会場では実際にテキーラが飲まれているのでしょうか。
メキシコの開催3都市
メキシコでの開催都市はメキシコシティ、グアダラハラ、モンテレイの3都市です。
開幕戦はメキシコシティのエスタディオ・アステカで行われました。1970年、1986年に続く史上3回目のワールドカップ開催で、同じスタジアムでワールドカップの試合が行われるのは世界でもここだけという歴史的な舞台です。
そして注目すべきはグアダラハラ。ここはテキーラの聖地・ハリスコ州の州都です。Part2で紹介したとおり、世界のテキーラの約9割はハリスコ州で造られており、テキーラ村まで車で約1時間。まさにテキーラの本場でワールドカップが行われているのです。
現地ではもちろんテキーラが飲まれている
答えはもちろんイエス。しかも飲まれ方に現地ならではの特徴があります。
パローマ——メキシコの「ハイボール」
メキシコで一番ポピュラーなテキーラの飲み方はパローマ。テキーラをグレープフルーツソーダで割ったシンプルなカクテルで、Part4(カクテル3選)でも紹介しました。
暑いメキシコで試合を見ながらゴクゴク飲む、いわば現地のハイボール的な存在。日本人がビールを片手にスポーツ観戦するのと同じ感覚で、メキシコ人はパローマを片手にサッカーを見ています。
コパグラスでストレート
次に多いのが、コパグラスでそのまま飲むスタイル。Part13で紹介したメキシコの伝統的な飲み方です。
ショットで一気飲みではなく、食事や会話と一緒にじっくり味わう。試合前のバルで一杯、ハーフタイムに一杯。日本人がビールをゆっくり飲む感覚に近い、カジュアルだけど丁寧な飲み方です。
スタジアムでテキーラは飲めるのか
Part46でも触れましたが、改めて。
試合開始からハーフタイムまでは、テキーラを含むすべてのアルコールが購入可能。ただし後半開始以降はビール・ワイン・缶カクテルのみに制限され、テキーラなどのハードリカーは販売終了となります。
つまりテキーラを飲むなら前半のうち。テキーラの本場ハリスコ州のグアダラハラで、パローマを片手にワールドカップを観戦する——この大会でしかできない体験です。
テキーラの本場で、本場の飲み方で
ワールドカップとテキーラの本場が重なるのは、そうそうないタイミングです。
日本からグアダラハラに観戦旅行に行く方は、試合の前後にテキーラ蒸溜所巡りも組み込めます。テキーラ村への日帰りツアーは現地で気軽に参加可能。試合だけでなくテキーラの文化ごと体験できるのが2026年大会の魅力です。
現地に行けない方も、自宅でパローマを作りながらテレビ観戦すれば、少しだけメキシコ気分を味わえるかもしれません。
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