メキシコ料理屋でタコスを頼むとき、ひとつ知っておくだけで通に見えることがあります。
日本のメキシコ料理屋でよく出てくるタコスは、パリパリした固い皮や小麦の大きなトルティーヤに、チーズやレタスやひき肉がたっぷり乗ったもの。実はこれ、本場メキシコのタコスとはかなり違うんです。
本場のタコスは「小さくてシンプル」
皮はコーントルティーヤ
本場メキシコのタコスに使うのは、とうもろこし粉で作った柔らかい皮「コーントルティーヤ」です。パリパリのハードシェルではなく、しっとりと柔らかい食感。
サイズも日本でイメージするものよりずっと小さく、直径10センチほど。パクッと一口で食べられるくらいが本場のサイズ感です。メキシコの屋台では、この小さなタコスを何種類も頼んで食べ比べるのが定番の楽しみ方です。
トッピングはシンプル
日本のタコスに乗っているチーズやレタスは、本場ではほぼ登場しません。
具材のメインは肉。カルニータス(豚肉をラードでじっくり煮込んだもの)、アル・パストール(スパイスに漬け込んだ豚肉を縦型グリルで焼いたもの)、ビステク(牛肉のグリル)など、肉の種類で味を楽しみます。
その上に乗せるのは玉ねぎとパクチーのみじん切りだけ。こってりした肉をシンプルな薬味で食べるのが本場流。余計なものを足さず、素材の味で勝負するところは、100%アガベのプレミアムテキーラの考え方と通じるものがあります。
サルサは自分でかける
そしてもうひとつの特徴が、サルサを自分で選んでかけること。
メキシコのタコス屋台には、辛さの異なるサルサが何種類も並んでいます。サルサ・ロハ(赤い辛めのサルサ)、サルサ・ベルデ(緑のさっぱり系)、ハバネロ系の激辛——好みのサルサを自分でかけて味を調整するのが現地スタイルです。

タコスに合わせるなら、テキーラソーダ
本場のシンプルなタコスに合わせる飲み物も、シンプルなものがよく合います。
おすすめはテキーラのソーダ割り。100%アガベのブランコをソーダで割るだけ。Part40で紹介したとおり、炭酸がアガベの香りを引き立てる「アロマリフト」が起き、テキーラの爽やかな風味が広がります。
アガベ本来の自然な甘みが、サルサの酸味やスパイスの刺激を受け止めてくれる。こってりした肉の脂をテキーラのキレがスッと切ってくれる。余計なものが入っていないシンプルなテキーラだからこそ成り立つ組み合わせです。
まとめ:通に見えるタコスの頼み方
メキシコ料理屋で通に見えるポイントをまとめると、こうなります。
コーントルティーヤの小さなタコスを数種類頼む。トッピングはシンプルに玉ねぎとパクチー。サルサは自分で選んでかける。そしてテキーラソーダを合わせる。
次にメキシコ料理屋に行くとき、ぜひ試してみてください。
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